花粉症とは?

花粉症とは?

花粉症の症状の原因となるスギ花粉

私たちの体には、外界の抗原(アレルゲン)に対して防御する メカニズム(免疫反応)が備わっています。
この免疫反応(めんえきはんのう)が過剰に起こり、 かゆみや腫れなど人体に悪影響を与える状態を 「アレルギー」といいます。
アレルギーの中で、代表的な「花粉症」は、スギやヒノキ(木の花粉)、 カモガヤやブタクサ(草の花粉)と言った花粉に対する アレルギー反応が起こる現象を言います。 近年特に多く見られるアレルギーは、スギ花粉による 季節性のアレルギーが「花粉症」の代名詞となっています。

約5人に1人と言う割合で花粉症にかかっている?
そして、花粉症の低年齢化?

近年、花粉症患者は急増し、現在、日本人の約7人に1人は花粉症だといわれています。
特に都市部にかけてその傾向が強く約5人に1人が花粉症患者とも言われております。
また、花粉症の低年齢化も進み幼少期より発症するケースも大変多くなってきました。
今や国民病ともいわれる花粉症対策は家族全員で行う必要があるようです。

花粉症の増加の原因とは?

花粉症になる人々は近年増えつつあります。
その理由は大きく分けて3つあります。

1.スギ抗原の増加

戦後に焼け野原となった日本の復興のために 政府は昭和30年代に「拡大造林」と呼ばれる 林業政策を行いました。 その政策では、急速な復興を目指し日本の山々に成長の早いスギ を植林しました。 そのスギが成長し主に建材として広く利用されていましたが、 国外よりの安 価な輸入木材に押され日本の林業を取り巻く経済状況は悪化の一途を辿り始めました。 そ の結果、森林の手入れを行ってきた林業職人による枝打ち・間伐などがなされないスギが 日に日に増えあがり今日に大量の花粉を巻き散らすようになったのです。
また、近年、道路の舗装やビル化によって、以前は土に帰っていた花粉が行き場書を失い 空気中に何度も舞い上がり花粉がいつまでも飛散している事も原因のひとつです。

2.環境汚染による現代人への影響

環境汚染

近代化により原因として空気中のディーゼル因子や室内の 環境汚染(シックハウス症候群) などにより現代人の粘膜は 日々痛めつけられており抗原が容易に体内に侵入しやすくなっ て いるのも一因です。 いままで花粉症ではなかった方が急にある年から発症するケース は 、このような一因とも考えられます。

3.アレルギー体質の子供の増加

アレルギー体質の子供

「衛生仮説」という概念が注目されています。 小児期、特に3才ぐらいまでの衛生状態、風邪 などの 感染症に対して早めに抗生物質で対処したりすると、 子供の体は感染症と戦うよりも ダニや花粉などとうように なってしまうというものです。 また、最近の子供の親自身がアレ ルギー性体質である ことも多いのも一因とも言われております。

ちょっとした花粉症対策・豆知識!

外出時には、帽子をしっかりかぶりましょう!

花粉は髪の毛に付着しやすく、髪に付いた花粉が鼻や口より体内に進入し症状を悪 化させる原因になります ので、外出時には、帽子をしっかりかぶり花粉をできる限り体 に付着させないように心がけましょう。
洋服については、ナイロン系のツルツルした素材のコート着用もおすすめいたします。

マスクは、花粉症除去フィルター付きのマスクを使用しましょう!

市販されているマスクの多くは、花粉をかなりの割合で通してしまうので、市販の花粉 症用マスクの購入をおすすめします。
なお、花粉症マスクの下に水を少し湿らせ たガーゼなどを挟む事により除去効果はさらに改善されます。

家の掃除は、こまめに水拭き主体で行ないましょう!

家の中のカーペットやフローリングなどに付着した花粉を除去する為にも、家の掃除 は、こまめに行いましょう。
その際に、掃除機を掛ける前に、床に付着している花粉を先に軽く水拭きをして取り 除く事により、 掃除機で吸い上げてしまう花粉を抑える事ができます。
また、布団、洗濯物はその季節は、外に干さないよう心がけ室内では、 空気洗浄機な ど使いいただくと良いでしょう。

花粉症対策

ドクターから花粉症対策へのワンポイントアドバイス

花粉症は、症状が強く出てからお薬を始めるよりも、花粉が飛散する約3~4週間前から、予防的 に抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤の点眼及び内服を始められると、その季節の症状が大幅に軽 減いたします。
早め早めの花粉症対策を心がけ、お近くの眼科・耳鼻咽喉科にて点眼薬、点鼻薬及び内服薬な ど、ご自信の症状・生活スタイルに合ったお薬の処方を医師にご相談下さい。
そして、この辛い花粉症のシーズンを快適にお過ごし下さい。

花粉症の治療薬について

花粉症の治療薬について(主に眼科で使用する点眼薬と内服薬について)ご説明いたします。

花粉症の治療薬に用いる点眼液とその種類

(1) 点眼薬(目のかゆみに効く)
(2) 点鼻薬(鼻水に効く)
(3) 内服薬(目と鼻の両方に効く、症状が出る前に使うと、予防効果もあります。)

薬のタイプによる違い

(a) 抗アレルギー薬
(b) 抗ヒスタミン薬
(c) 抗ヒスタミン薬+ステロイド薬配合薬
  の3種類が主流です。簡単に以下にそれぞれのタイプについて説明をいたします。

(a) 抗アレルギー薬 (症状がまだ出ていない時期からの予防的治療薬)

かゆみの原因物質(ヒスタミン)の発生を予防します。
内服薬は飲み始めてから個人差はありますが、約2~3週間ほどで効果が期待できます。
特徴としては、アトピー性皮膚炎などの治療薬として設計されているので長期に渡り使用が行えます。
また、花粉症の内服薬を飲むと眠くなると言う方が多くいることと思いますが、 このタイプはあまり眠気を誘発しません。
効果的な花粉症対策として、 花粉症のシーズンが始まる約3~4週間ほど前から点眼や内服を始めて対策を行うと良いでしょう。
また、一旦かゆみが収まったからといって中止してしまうと、 また飲み始めて効き始めるまでに時間がかかるので、シーズン終了まで 継続することをお薦めします。

(b) 抗ヒスタミン薬 (すでに症状があり、いち早く症状を緩和させる治療薬)

すでに症状として表れてしまったかゆみの原因物質(ヒスタミン)を体の中で押さえる効果があります。
このタイプのお薬は即効性に優れており個人差はありますが、 服用後20~30分で効果が期待できます。
すでに出ている症状をすぐに抑えるということで対処薬としてのメリットはあります。 また、新しいタイプの抗ヒスタミン薬(第二世代抗ヒ スタミン)では、 抗アレルギー薬と同様に予防薬としても使われるようになりました。

(c) 抗ヒスタミン薬+ステロイド薬配合薬 (すでに症状がひどく表れ我慢できない症状をいち早く緩和させる治療薬)

症状が特にひどく表れ我慢できない症状に効果的なお薬です。
しかし、皆さん「ステロイド」と聞いてあまり良い印象をお持ちではないことと思いますが、 医師の処方のもと用法用量を守れば危険な お薬ではありません。症状を早く抑えたいとき、 症状がひどくて我慢できないとき、など、その効果にはすばらしいものがあります。 長期的な利用につきましては副作用が出る可能性も少ないとは言え確かにありますので、 医師の診療と検査を定期的に受けながら 使用すれば問題ありません。

当院では、花粉症による目のかゆみやは鼻水、くしゃみの症状を抑えるためのお薬処方を行っております。
花粉症の症状のひどい方には、その症状にあった点眼液、内服処方を行い、辛い時期の緩和を行っておりますので お気軽にご相談ください。

環境省花粉観測システム(はなこさん)

花粉飛散状況を地図と表、グラフでみることができます。
花粉飛散データは、観測地点から自動送信されており、毎時35分頃にホームページを更新されているので外出の際にご確認いただくと良いかと思います。

環境省花粉観測システム(はなこさん)ホームページURL
http://kafun.taiki.go.jp/



あおば眼科 TEL:03-3688-3688 〒134-0083 東京都江戸川区中葛飾5-32-7 共立ビル1F

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