花粉症の症状を知って、春を迎えよう!

花粉症は、春先になると多くの人が悩まされるアレルギー疾患です。
花粉症の原因として、スギやヒノキなどの針葉樹やブタクサ、ヨモギなどの雑草がアレルギーを引き起こす原因とされています。
花粉症の症状として、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみや充血、喉のかゆみなどが一定期間続きます。重症化すると喘息の発作を起こすこともあります。

日常生活で花粉症の症状を抑える対策

花粉を減らす・取り除く

  • マスクの着用
    当たり前の話しになってしまいますが、外出時はマスク(花粉症除去フィルター付きマスクなどをおすすめ)を着用し鼻や口から入る花粉をできる限り抑えられるよう外出時の対策をこの時期は毎日行ってください。
  • 外出時はサングラスやメガネをかける
    現在では、花粉症対策としてゴーグルに似たカバー型のおしゃれなメガネも多く販売されておりますのでご確認ください。また、メガネも同時に装用される際には、マスクにメガネの曇りどめの機能がついた便利なマクスも増えております。
  • 帰宅時は、洋服についた花粉を払ってから入室する
    できる限り、ナイロン製などの花粉が付着しにくい素材をこの時期にはお選びください。
  • 帰宅時は、うがいと洗顔をして花粉を洗い流す
    こちらも当たり前の話となってしまいますが、帰宅時にはうがいと洗顔をすることで、多くの付着した花粉を落とすことができます。この積み重ねがこの時期はとても重要です。
  • 掃除をこまめに行う
    花粉の時期の換気は、避けていただきながら空気清浄機で花粉を除去することも大切です。
    また、室内に舞っている花粉を掃除してこまめに取り除くことも家族を花粉症から守る重要なポイントです。

自分でできる花粉症対策

  • 食事に気をつける。ビタミンCやE、カロテン、ポリフェノールなどを含む食品を積極的に摂取する。
  • 花粉症に効果的な食品として、レモン、オレンジ、キウイ、ブロッコリー、トマト、にんじん、ほうれん草、アーモンド、くるみ、納豆、鮭、イワシ、マグロなどが挙げられます。
  • 室内の湿度を保つことも重要です。加湿器を使って湿度を上げる際には室内の湿度(40~60%)をキープすると、粘膜が乾燥しにくくなります。

花粉症に効果的な治療法

当院での花粉症治療は、下記の治療方が行なえます。

当院でもおひとりお一人の花粉症の症状を診察時に確認を行いまして、最適な治療法・治療薬(内服処方、点眼など)をご用意しております。
鼻の症状が特に酷い際には、ステロイド系の点鼻処方も行いながら症状緩和を行わせていただきます。
花粉症は、症状が出る前に早めの治療も重要です。お気軽にご相談ください。