高血圧や糖尿病は、患者さんには、まったく自覚症状がありません。
そこが、一番の問題です。
そのままほおっておくと身体のあちこちの血管が不具合を起こし、ある日とつぜん脳梗塞や心筋梗塞、眼底出血などひどい合併症を引き起こします。
多くの患者さんが、そういった自覚症状が出始めてから治療に積極的に取り組みますが、実はそれでは遅いのです。普段から節制し、病気から逃げずに自ら積極的に病気に立ち向かう。それが、何よりも大切になります。